漢方・薬学書籍の扉

3. 医籍考(いせきこう)

天保2年(1831)多紀元堅(たきもとかた)の序、写本として伝わる。所蔵本は富士川游(ふじかわゆう)所蔵写本の影印版を昭和10年(1935)に8冊刊。多紀元簡(たきもとやす)の編著により、約3000種の中国医籍の序跋などを収集し、考証を加えた書目資料集。元簡没後、弟の元堅によって整理された。