漢方古書の扉

注能毒(ちゅうのうどく)

天正8年(1560)刊、所蔵本は正保2年(1645)、全3巻2冊刊本。曲直瀬道三(まなせどうさん)が述し、玄朔(げんさく)の校録。所蔵本1ページの表題は、『能毒』と記されている。本書は薬物を一字の薬物名で示されており、最初に香附子が解説されている。
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