漢方古書の扉

古訓医伝(こくんいでん)

天保12年(1841)全25巻刊、所蔵本は昭和47年(1973)復刻版。宇津木昆台(うずぎこんだい)の著になる『傷寒論』『金匱要略』の解説書。①『医学警悟』六巻(『傷寒論』『金匱要略』の総論)、②『風寒熱病方経篇』七巻(『傷寒論』の註解)、③『風寒熱病方緯篇』七巻(『金匱要略』の註解)、④『薬能方法弁』五巻(古方で用いられる薬物の薬能解説)からなる。巻1に矢数道明の「古訓医伝の完全復刻に寄せて」の記事が挿入されている。
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