漢方古書の扉

遠西医方名物考・補遺(えんせいいほうめいぶつこう・ほい)

文政5年(1822)遠西医方名物考36巻、天保5年(1834)補遺9巻刊。「遠西」とは西洋のことを意味し、宇田川榛齋・榕菴(うたがわしんさい・ようあん)が日本で初めて西洋の薬物を解説した書籍。下段の絵図は巻36に記されており、漢方薬として用いられていなかった麝香。
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