漢方古書の扉

類聚方・類聚方広義(るいじゅほう・るいじゅほうこうぎ)

『類聚方』は、自序宝暦12年(1762)、明和元年(1764)不分巻1冊刊、『類聚方広義』は安政3年(1856)不分巻1冊刊。
『類聚方』は吉益東洞(よしますとうどう)の著で、『傷寒論』・『金匱要略』の条文を処方単位に類別して再編成した書。『類聚方広義』は尾台榕堂(おだいようどう)の著で、 東洞の著である『類聚方』と『方極』に関して、臨床の詳細な運用方法を頭注に書き加えた書。古方派の臨床実用書として、現在も広く読まれている。
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