百味箪笥・薬研・乳鉢の扉

3.百味箪笥③

1983年に韓国ソウルにて作製。 韓国の百味箪笥としては小型で、依頼主の用途に応じて、手書きの薬草名が棚に記されている。 引き出しの取っ手は周囲の木をくりぬいたつまみで、中型の引き出しが横に6杯、1杯ごとに区切りがあり、縦に10杯、計60杯、下段に大型の引き出しが横に5杯、縦に4杯があり計20杯、合計80杯。中型の引き出しの中央に区切りがあり、140種類の薬草を収納。また下段には引き戸の収納棚がある。小型と中型の引き出しの間には、引き出し型の棚が埋め込まれており、調剤棚として活用。

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