渡辺賢治特別招聘教授によるオンライン講義を掲載しました
2021年7月31日(土)に開催した「第49回浜薬研究交流セミナー」において、本学特別招聘教授の渡辺賢治先生(修琴堂大塚医院院長)に「新型コロナに対する漢方の役割」と題してオンラインにて講義していただきました。
〇講義の要旨
『2019年12月に中国武漢市に端を発した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、瞬く間に世界に拡がった。ワクチン接種により、感染の終息が期待されるが、こうした新興感染症は今後も繰り返されると考えられている。
その理由として挙げられているのが、 1)環境破壊により、触れることがなかった野生動物と人間が接触すること、 2)ひとたび人間に感染するウイルスに変異した場合、グローバル化により瞬く間に世界中に拡がることの2つである。
漢方のバイブルである『傷寒論』は、急性熱性感染症の経過に応じた治療法が詳述された書であり、漢方の感染症との長い闘いの歴史が刻み込まれてい
る。
新型コロナ感染症を例に、今後も起こり得るであろうパンデミックに対する漢方の役割について述べる。』
〇講義の内容
本ホームページの「研究・社会連携」 > 「セミナー・イベント」にあります「浜薬研究交流セミナー」のページにオンライン講義(動画)を掲載しておりますのでご覧ください。
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2021.09.03
研究・社会連携