パンデミックにおける伝統医療フォーラムを開催しました
2020年3⽉に武漢市に端を発した新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に世界に拡がり、未曾有のパンデミックとなりました。わが国では欧⽶の報道が主として報じられる中、アジア諸国ではパンデミック早期から伝統医療を活⽤して対策に当たっています。しかし、本邦では明確な根拠が無ければ漢⽅薬を含む伝統医療は活⽤されないため、他国のような伝統医療による対策はほとんど⾒られませんでした。
そこで、各国における新型コロナウイルス感染に対する葛根湯、麻黄湯などの漢方薬による伝統医療の活⽤例を報告し、伝統医療の活⽤による迅速なパンデミックへの対応を可能とする国際的な情報・研究ネットワークの構築を⽬指ことを目的としたフォーラムを、3月12日(土)にオンラインにて開催し、本学教職員及び学外の薬学関係の方々などに多数参加いただきました。
質疑応答では活発な意見交換がなされ、共同研究のきっかけを得ることができ、アジアからヨーロッパにわたる幅広い研究ネットワークを構築する絶好の機会となりました。
プログラム
講演1
講演2
講演3
講演4
2022.03.15
研究・社会連携