吉門 崇准教授が日本薬剤学会の奨励賞を受賞しました
臨床薬理学研究室の吉門 崇准教授が、日本薬剤学会の奨励賞を受賞しました。この賞は、わが国における薬剤学、製剤学、製剤技術、医療薬剤学の基礎及び応用に関して独創的な研究業績をあげつつあり、これらの分野の将来を担うことが期待される研究者を奨励することを目的としています。
受賞タイトルは「内因性化合物の生理学的速度論モデル解析に基づいた薬物相互作用予測法の開発」であり、肝OATP1B内在性基質コプロポルフィリンⅠ(CP-I)の生理学的薬物速度論(PBPK)モデルを世界に先駆けて構築及び発表し、OATP1B阻害薬によるCP-Iの血中濃度変化をOATP1Bプローブ基質薬のそれに変換する方法論を開発するとともに、CP-Iに代表されるOATP1B内在性基質のrobustなPBPKモデルを新しい計算科学を取り入れることにより構築する手法を研究してきました。
2023年5月に名古屋で開催される日本薬剤学会第38年会において、授賞式(5/17)ならびに受賞講演(5/18)が行われます。
吉門 崇准教授のプロフィールは こちら
※「日本薬剤学会2023年度各賞受賞者一覧」については こちら からご覧下さい。
2023.02.27
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研究・社会連携