五十鈴川和人教授が英理女子学院高等学校において出張授業を行いました
令和5年11月30日に、漢方治療学研究室の五十鈴川和人教授が英理女子学院高等学校において体験実験を行いました。今回は、英理女子学院の生徒さんが興味のある授業内容を選び、漢方薬の軟膏である紫雲膏(しうんこう)を作成しました。
初めに漢方や漢方の歴史を講義し、今回のテーマである紫雲膏の効能や使い方、作成方法を説明した後、実際に紫雲膏を作りました。生徒さんは、漢方薬に塗り薬があることやその効能を知り、興味を持って取り組み、特に紫雲膏の色が赤いということに驚き、赤色が抽出される際はとても興味を示していました。参加してくださった生徒さんは皆さん積極的で、楽しく作成していたのが印象的でした。
本学と英理女子学院高等学校は、平成24年3月に高大連携協定を締結しており、これまでも薬物乱用防止講習会などを高校で行ってきました。今後も探究活動を通じて相互理解をより一層深めるために、高大連携の取り組みを進めていく予定です。
五十鈴川和人教授のプロフィールは こちら
2023.12.04
研究・社会連携