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文京学院大学女子高等学校の岩川 暢澄先生と3名の生徒さんが探究活動のため本学を訪問されました

3月10日、11日の両日、文京学院大学女子高等学校の岩川 暢澄先生と3名の生徒さんが探究活動のため本学を訪問されました。

今回大学で実験を行った3名は本学薬科学科の卒業研究発表会と同時に行った、高校生向けの研究発表会に参加をした生徒さんです。

研究発表会の中で他校の生徒さんと仲良くなり、その生徒たちが横浜薬科大学で研究をしたことを教えてもらい、自分たちも是非とも、発表会でコメント・アドバイスを受けた横浜薬科大学で実験がしたい、と指導担当の岩川先生にお願いをし、今回は生徒さんの望みをかなえる形で初めて本学との連携を行いました。

文京学院大学女子高等学校の生徒さんたちは、「溶けたアイスを放置した後で、再冷凍を行った場合、アイスからはどのような雑菌が出てくるのか?」という、多くの皆さんが悩んだことがある日常の問題をテーマに研究活動を行っておりました。しかし実際に生えた菌体がどのようなものであるかを細かく決定するには専門的な設備や機械が必要で、高校単独での実験ができない状態でした。

その解決を目的として今回の訪問実験となりました。

実験がうまくいくか失敗してしまうかドキドキの中で、生徒さんたちは本学教員の指導の下で、3種類の細菌の同定(遺伝子配列からどの菌であるかを確定させる)をすることができまして、いずれも毒性がほとんど見られない菌であったことがわかりました。

生徒さんたちは今回の活動を通じて、大学の研究室がどのようなものであるかを知り、大学院進学を見据えた今後の学びを強く意識できるようになったようです。また自身が行っている研究の内容をより専門的で強力なものにすることができた、と喜んでいました。

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2025.03.19
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