
「台湾薬学研修旅行」が開催されました
3月15日から20日までの5泊6日で、台湾薬学研修旅行が開催されました。台湾出身の薬用資源学研究室の李宜融(りーいゆう)教授が引率し、24名の学生が参加しました。
研修旅行では、MOU提携協定先の台北中医師協会への表敬訪問とともに2025台北国際中医薬学術学会(17th Taipei Traditional Chinese Medicine International Forum)のウェルカムパーティーと開幕式に参加しました。開幕式では、李教授が台湾の頼清徳首相と記念撮影を行い、グローバル化時代の教育・研究のあり方に激励のお言葉をいただきました。また、大学院生薬学研究科3年生の相澤玲子さんは、学会で「歯科治療に使用される漢方薬の有効性について」のテーマでポスター発表し、現地の中医師と研究意見交換を行い、有意義な研究交流を得ることができました。
一行は、MOU提携校である国立陽明交通大学で紫雲膏作りを体験し、台湾衛生福利部国家中医薬研究所の生薬標本館を見学しました。さらに、台北医学大学の薬学部および附属病院や薬局を訪問しました。また、生薬の問屋街を見学し、薬膳料理や養生茶作りなども体験しました。それらを通じて、台湾の薬学事情や医療の実態を学び、異国文化の交流を深めるとともに、薬学について実践的な研修を行いました。
今後、グローバル化した世界で活躍できる薬学生のスキルアップを図るため、更なる海外学習の機会が期待されます。
李 宜融教授のプロフィールはこちら
2025.03.25
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